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世界の名門・ジーロン・グラマー・スクールに学ぶ教育の未来

ジーロン・グラマー・スクール・プロジェクト


Geelong Grammar School (GGS:ジーロン・グラマー・スクール)はオーストラリア屈指の名門校です。世界的にも評価・知名度が高い大学として、世界のベスト100校にもオーストラリアから唯一選出されている名門校です。そこでは、ペンシルベニア大学のポジティブ心理学者マーティン・セリグマンによるトレーニングを受けた教師が行う、ポジィティブ教育が受けられます。

ポジィティブ教育とは??


ポジティブ教育とは、心理学の知見を教育に応用して、子どもの学ぶ力、日々の充実感や幸せ、生きる力である非認知能力を育てることを支援していく教育的アプローチです。その子の持つ特性や性格的な強みを活かして、生き生きと過ごせることを目指します。物事を楽観的に捉えるという意味ではなく、自分の持つ強みを発見し、それを活かす方法を学びながら「心の力」を育てる教育です。特に、逆境や困難な場面にあったときに、それに負けずに跳ね返す心の力である「レジリエンス」を身につけることを重視しています。ポジティブ教育によって、子どもたちの学校での取り組みの態度、自己肯定感や学習成績に向上がみられという研究も多く、アメリカでは学校教育における早期の実践が行われています。

自分にしかない強みを見つけて「自信」を育む


すべての子どもには、その子にしかない「強み」がいくつもあります。その強みを発揮することで、自己効力感や自信は育まれます。そこからもっと学びたいという「学ぶ力」が生まれ、その子を理解して寄り添い支える環境によって、その子らしさが発揮され、学びの力はさらに成長していきます。ただ褒める教育ではなく、心理学の知見に基づいたエビデンスのある教育的アプローチです。

Study Lab Rootsはその子らしさを発見することで学びの力を育てます


私たちの強みは、心理学の専門家としての経験からスタートしている点です。セリグマン博士の開発したVIA強み診断や、発達・心理検査を用いて子どもの特性を科学的に理解し、他の塾やスクールにはない、エビデンスに基づいたポジィティブ教育を自然なかたちで取り入れた授業を行います。すべての子どもが持っている可能性を引き出すお手伝いをさせて頂きます。

<文献紹介>

・M.E.P.Seligman,宇野カオリ監訳,ポジティブ心理学の挑戦"幸福から”持続的幸福”へ(2014)ディスカバー・トゥエンティワン

・阿部望,石川信一,ポジティブ心理学における強み研究についての展望と課題(2016)同志社臨床心理学研究,Vol.6,No1,Pp17-28

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