Rita Pierson(リタ・ピアソン) の教育論
今回はアメリカの教育者、Rita Piersonのご紹介です。彼女が2017年にTed Talkでしたスピーチのタイトルは"Every kid need a champion".「Champion」は「一番」という意味だけでなく、「熱心な擁護者・支援者」という意味があります。彼女のスピーチでは学びの前提として子どもの学びを支える指導者の存在の重要性が語られます。指導者と生徒との間にポジィティブな関係性があることが大切であり、子どもは自分が嫌いな人からは学ばない。失敗しても受け止めてくれる信頼感があってこそ、挑戦できるとRitaは言います。
子どもにとっての味方とは…可能性を最大限に後押しする存在
「失敗するのが嫌」という子どもはたくさんいます。どうして嫌なの?と聞くと、「恥ずかしい」「怒られる」と子どもは答えます。失敗しても一緒に考えてくれる人がいる環境が子どもの学びにとっては大切です。そして、出来なかったことよりも、出来たところへ目を向けて可能性を広げることで、子どもの学ぶ姿勢は変わり、苦手なことにも挑戦できるようになります。子ども一人ひとりの個性や特性を尊重した学習指導をStudy Lab Rootsも目指します!
■□■学びの名言■□■
「意義のある関係なくして、意義のある学びは起こらない」 By James Comer/ジェイムス・コマー
「全ての学びは関係性を理解することだ」 By George Washington Carver/ジョージ・ワシントン・カバー