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ビィジョントレーニング

目の視る力を鍛えるビィジョントレーニング


ビィジョントレーニングには、眼球を動かす筋肉を鍛えることで、両目をうまく使い目標物を正確に捉えたり、目からの情報を脳で処理して体や手を動かす運動機能を向上する効果があります。スポーツ選手の動体視力を鍛えることで、パフォーマンス向上を狙うことの効果はよく知られています。子どもにとってもビィジョントレーニングは大切なものです。視覚機能の向上によって、情報処理能力が向上し、子どもの学力・集中力・運動能力の向上にも効果があるとされています。

子どものビジョントレーニング


平衡感覚・固有感覚・触覚の3つの基礎感覚に加え、視覚・聴覚機能を活用するトレーニングを行うことで、空間認知の発達や手と目の協応を促し、字が綺麗に書けるようになる、板書ができるようになるなどの効果があります。板書は「目の上下の運動」「目からの情報の処理」はもちろん、目でとらえた文字を程よい筆圧で、マス目に収まるように書く「目と手の協応」も必要になります。ノートの提出がある日本では、書字の綺麗さや、筆圧が強いことでの疲労は、日々の子どもの学習への取り組む姿勢にも影響してきます。

現代の子どもの目の動きの特徴


子どもへのビジョントレーニングを行なっていくと、上下はできても、左右の横方向の目の動きが苦手な子が多く見られます。スマホやタブレットの使用により、昔ほど大きく目を動かす機会が減ってきていることが原因かもしれません。小さな画面の上下のスクロールや、動きのあるアクションゲームでも目の動きは平面的なものです。ビィジョントレーニングは筋トレと同じでコツコツとやらなければ行けませんが、1日5分ほどの取り組みでも改善が見られてきます。

視覚関連スキルを測る検査・WAVES


Study Lab Rootsでは、視覚関連スキルを測る検査のWAVESを受けていただけます。視知覚、目と手の協応、眼球運動の3領域から、お子様の見る力のどこが苦手であるのかを詳細に知ることができ、トレーニングや学習に繋げていくことができます。